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貯蓄商品と投資商品(資産運用の基本)


資産運用とは、お金を貯めて効率的に増やしていく一連の流れをいいます。一般的には給料引き落としなどで定期的にお金を貯めていく過程を「貯蓄」と呼び、その貯まったお金を投資信託や株式などに振り向けることを「投資」と呼びます。


≪貯蓄商品≫


貯蓄商品の代表は銀行などが取り扱う「普通預金」や「定期預金」です。金利は低いですが、元本保証(※)など安全性が高いことが特徴です。(※)預金保険制度は金融機関が破綻した時に預金者を保護する制度です。1金融機関ごとに1人あたり元本1000万円までとその利息が保護されます。決済性預金については全額保護されます。


≪投資商品≫


投資商品の代表は、主に証券会社が取り扱う「株式」「債券」「投資信託」などです。株式投資には、会社が潰れるリスク(信用リスク)や値段が上下するリスク(価格変動リスク)がありますが、定期的に受け取れる「配当金」や「株主優待(自社製品の提供や施設招待券など)」といった魅力もあります。

しかしながら、一番の目的は何といっても値上がりによる儲けでしょう。リスクを抑えて、儲けを確保することが「投資の勉強」の目的です。



投資初心者には、投資信託がお勧めです。その特徴は「少額投資が可能」「プロが運用」「分散投資でリスクを減らせる」などです。ただし、株式と同様に信用リスク(会社が潰れる)や価格変動リスクがあり、それに加えて投資対象が海外の金融商品であれば、カントリーリスク(国の信用度)や為替変動リスクも生じます。

たとえ専門家の運用であってもリスクは排除できません。今は、投資信託を比較・検証するサイトも充実しているので、ぜひ参考にして下さい。

2020年9月16日のブログ「投資信託の要点」、2020年9月2日のブログ「つみたてNISA&iDeCo」の中でも詳しく解説しています。



債券投資には、国が発行する国債から企業が発行する社債まで数多くの種類があります。一般的には途中売却が可能で、保有期間中は一定の利子が受け取れます。決められた期日を迎えれば(満期償還日)、約束された金額(額面金額)で戻ってきます。

 


債券投資は貯蓄商品に近いことが魅力でしょう。ただし、債券にもリスクがあります。途中売却した時には価格が値下がりしている可能性(価格変動リスクによる額面割れ)や会社が破綻してお金が戻ってこないリスク(信用リスク)です。※外国債券や仕組債はこの説明に含んでいません。



価格が変動する株式や投信信託は銀行預金に比べる大きなリスクを孕みます。そのため余裕資金で投資することが大切です。また、長期の積み立てや分散投資の効果を理解すれば、リスクを軽減する方法も分かってきます。それぞれの商品の特徴を考慮して、ご自身に最適な投資商品と投資方法を見つけてください。

【株式・投資信託等の各商品にはサービス及び商品ごとに所定の手数料や諸経費等の負担が発生する場合があります。また、商品ごとに価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。ご投資に当たっては、上場有価証券等書面、当該商品等の契約締結前交付書面又はお客様向け資料等をよくお読みください。なお、当ブログは資産運用の啓蒙を目的としており金融商品の勧誘は行っておりません】
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